分解♪

レーザー

2007年09月27日

ここ、電大理工学部の一般物理学実験では、レーザーを用いた実験があります。
回折格子による干渉縞を観察したり、レーザーの偏光方向を確認したり、ブリュースター角を測定したりします。
先日、レーザーの予備実験を行っていると、バチバチバチと恐ろしげな音が聞こえてきました。
音の原因は、電源からレーザー発振管へと接続しているコードの接触不良でした。
簡単に治すことが出来たのですが、良く見るとコードは硬化しちゃってガチガチ、またいつ壊れてもおかしくない状態でした。。。

現在使用しているレーザーは、昭和63年から使用しているものです。
うーん、年代物だ。
レーザー本体もいつ壊れてもおかしくないので、今日はこの予備を確保すべく、研究に使用していたHe-Neレーザーを分解することにしました。
それがこちら。
laser1







なんと、1978年(昭和53年)製。
新しく見えたのに、実は今使っているものよりも古いことが判明…
予備として使えるのでしょうか。。。

気を取り直して中を開けてみると、こんな感じです。
発振管の様子が良く分かりますね。
laser2







裏はこんな風に配線されていました。
私でもなんとか理解できる程度の、シンプルな配線でした。
laser3







電源を入れてみると、長年使っていなかったためか、出力が不安定。
でも、ここで行う学生実験には影響がない程度でした。ヨカッタ!
ということで、この捨てられそうになっていた古いレーザーは、リユースされることになりました!
こんな低出力のものでも、当時は100万程度はしたのだと思います。多分。
使えるものは使いたいですよね。
地球とお財布に優しい物理実験室なのです☆

ちなみに、現在実際に実験で使用しているレーザーがこちら。
laser4







構造が分かりやすいようにアクリルで覆われています。
今はこういったタイプのガスレーザーはあまりないのだとか。
コンパクトな半導体レーザーが主流ですものね。
古いレーザーをお持ちの方、捨てる前に物理実験室へ声をかけて下さい!


文責 Y

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