楽しい分解♪ PCモニタ

2012年05月16日

研究室の片づけをしていたら、廃棄予定のPCモニタが出てきました。
廃棄予定、ということは、そう、分解候補ということですね(違
ということで、今回分解するのはこちら、液晶モニタです。
yoshitake 001


ところで、液晶モニタはどのようにして画像を映しているか、ご存知ですか?
液晶が赤、青、緑色に発光している訳ではありませんよ?
液晶は無色透明、それだけでは光ったり、色をつくったりは出来ません。
モニタに使われている液晶は、2枚の偏光板とセットになって、光をon/offするスイッチの役割をしているのです。

モニタは、バックライト、赤青緑のカラーフィルム、偏光板、透明電極、液晶、透明電極、偏光板、といった感じのサンドイッチ構造になっています。
ざっくり仕組みを説明すると・・・
光は普通、いろーんな方向に振動しながら進んでいますが、偏光板を用いると、一つの振動方向(偏光)の光だけを通すことが出来ます。
縦振動だけを通す偏光板をとおった光が、横振動だけを通す偏光板を通ろうとしても、光は通ることが出来なくて真っ黒になります。(光がOFFになった状態)
が、液晶はこの偏光面をぐいっと曲げることが出来るので、液晶が頑張ると、縦向きの偏光板をとおった光が、横方向も通り抜けることができちゃうようになるのです。(ONの状態)
このON、OFFを、すっごく細かい範囲で制御できちゃうのが液晶のすごいところ。
カラーフィルムの、赤の部分を通ってきた光だけをOFF!青はON!みたいにできちゃうのです。

・・・説明が乱暴すぎるかしら?
丁寧に説明すると、今日のメインの分解部分が書けなくなっちゃうので、詳しくはこちらを参考にしてください。
http://www.sharp.co.jp/products/lcd/tech/s2_3.html

要は、液晶モニタから、下敷きみたいな偏光板を一枚でも剥がすと、スイッチの機能がなくなっちゃうので映らなくなる!ということです。
ささ、説明はこれくらいにして、実際にやってみましょう♪ 偏光板を剥がしてみましょう♪♪

まずモニタの裏面のネジをはずすと、パカッと簡単に裏面が取れました。
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さらに前面の枠に固定されてるネジもはずすと、まるで○Padのような本体部分が出てきました。
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この本体部分をさらに分解したいのですが…銀色のシールが側面を半周覆っています。
おそらくこれは透明電極部分でしょう。(写真を撮り忘れました)
なので、こちらを切らないように、そーっと分解してみると
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写真のように、バックライトと、偏光板&液晶部分に分かれました。(銀色のものは外枠です)

写真では分かりにくいですが、偏光板&液晶部分の表面に、グレーの透明なシートが貼ってあります。
これが偏光板です。
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この偏光板一枚をはずし、元通りに組み立てて、PCにつないでみたのがこちら。
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画面は真っ白!どうやら上手くいったようです♪うふふ〜
白ということは、赤青緑のすべての光が出ているということ。偏光板が無くなっちゃったから、スイッチの機能が失われちゃったのです。

剥がした偏光板を当ててみると・・・
yoshitake 010

ほら!ちゃんと見えますね♪
調子に乗って、偏光板をTDUの形に切り抜いてみました。
yoshitake 013



はっはっは。大成功☆
しばらく遊べそうです♪

文責 Y

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