K画伯

2009年05月13日

物理コースのK先生は、絵がとてもお上手です。
ちょっとした空き時間に、さらさらと素敵な絵を書いて下さいます。
実験室にある植物の絵だったり、スタッフの誰かだったり。
そんなK画伯、先日こんな作品を実験室に残していました。
kundt11













ことの発端は、今週月曜の一般物理実験で起きた事件。
一般物理学実験では、棒の音速を測定するためのクントの実験があります。
この実験では、1メートルほどの長さの棒(銅製)を布でこすって音を出し、この音をガラス管内で共鳴させて共鳴波数を測定します。
この棒、直径1cmくらいの太さのものなのですが、ななんと、これを真っ二つに破壊してしまった学生がいるらしいのです。
証拠の写真がこちら
kundt2










えええ??
銅の棒ですよ?かなり硬いですよ?
どんな怪力の持ち主なんでしょう。。。

どうやら彼は、布でこすって音を出す→棒の長さ方向の振動 ではなく、棒を固定してあった支点を中心に波打つように振動させたらしいのです。
まるでギターの弦を弾くように。
で、長年の金属疲労と相まって、棒はぽっきりと真中から折れてしまったようです。
kundt3










K画伯の絵にも、棒は長さ方向に振動している様子が描かれていますよね。
これがクント実験の、正しい振動のさせ方です。
この絵、テキストの挿絵に使いたいくらいです。


文責 Y


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