湿度計

2008年10月09日

長ーい夏休みが終わり、後期にも開講される一般物理学実験の準備をしていたときのことです。
なんと、実験器具にさびが!!
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これまで○十年と使ってきた装置ですが、さびた事なんて無かったのですよ。
それがどうして急に…
実験室が三階から一階に移転したからでしょうか…
一階に実験室を構える化学コースのY先生にお聞きしたところ、
「化学コースでは、実験机を新しく買い替えたら器具が錆びるようになった」
とおっしゃっていました。
昔の机は木製で、湿度をよく吸ったけど、今の机は(木製だけど)表面をコーティングしてあるから湿気を吸わないみたいです。
やはり日本人が長年愛用してきた「木」は、日本の気候に合っているのでしょうね。
とはいえ、今更実験机を木製に変えることはできません。
これ以上さびが進まないように出来る対策としては、
.┘▲灰鵑僚湿機能を活用する
■棒萓犬実験で使用していたでっかい除湿機を運び入れる
の二案が挙がりました。
どちらにせよ、実験室にはどのくらい湿気があるのか、除湿機を使うとどれほどの効果が得られるのかを測定してみなければなりません。
ということで、実験室の倉庫から、使われなくなっていた湿度計を探し出してみました。

美術館においてありそうな、クオーツ時計内蔵の湿度計(温度と気圧も同時に測定できます)
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よく見かける湿度計
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デジタルの湿度計
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…あれ?何か変ですね。
皆さんは気が付きましたか?
もう一度、一番上の湿度計をよーく見てみましょう。
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分かりましたか?
同じ場所に置いてあるのに、湿度の読みが三つとも違うんです!!!
さて、どれが正しいのでしょうか。

一番上の高級そうな湿度計は、毛髪式の湿度計です。
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茶色い紐のようにみえるもの、実は人間の髪の毛なんです。
これが膨張したり収縮したりする時にかかる力を読み取っているんですね。
フランス人の若い女性の髪の毛が最も良いそうですよ。

デジタルの湿度計は、センサー部分のボックスを開けるとこのような部品が出てきました。
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白い四角い部品の先に、和紙のようなものが見え隠れしているのが分かりますか?
ここに空気中の水分が吸着させるようです。
水分が吸着すると抵抗値が変わります。この様子から湿度を読み取るのだと思われます。

最後は真ん中の湿度計ですが…
あれ?がっちりと蓋がしてあって、開かないようになっていますよ???
おかしいなぁ。
どうにもこうにも開かないのを見て、K先生がニッパーを持っていらっしゃいました。
せ、先生、壊す気ですか???

K先生の知的好奇心はとどまるところを知りません。
(次回へ続く)
ひっぱってスイマセン。。


文責 Y


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