液晶

2007年11月19日

私、Yは分解が大好きだったりします♪
今日のターゲットはこれ!
100円ショップで買ってきた、半透明の液晶時計です。
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最近は、液晶TVだとか携帯の画面なんかにも液晶が使われているので、液晶というと色がついた液体だと思われていることが多いのですが、液晶は無色透明なものが一般的です。
この時計も、黒色の液体が入っているように見えますが、そういう訳じゃないんですよ。
まずは分解してみましょう♪
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分解してみると、プラスチックのカバー、液晶の入ったガラス板+電子回路部分、カバーの三つに分けることが出来ました。
写真中央のガラス板を見ても、まったく透明です。
では、どうやって文字を表示しているかと言うと…
とりあえず、電池を入れてみましょう。
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…何も起こりません。。
だって液晶は無色ですもの。当然です。
ポイントはカバーになっていた黒い半透明のプラスチックの板です。
これを一枚だけ、液晶パネルに被せると…
なんとなーく、ぼやっとですが文字が見えてきました。
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反対の面にもう一枚のカバーを被せると…
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字が表示されました!

この黒いプラスチックフィルムは偏向板なんです。
細い線が、同じ方向を向いて、細かーくいっぱい書かれているようなものです。
この線と同じ方向に振動している光だけ、この偏向板を通過できます。
偏向板同士の偏光面を90度傾けて重ねると、この通り、光が通過できないので、黒くなっちゃいます。

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液晶分子は、マッチ棒のような細長い分子です。
一方向に電場をかけたり、溝の掘ってあるセルに入れたりすると、分子がその方向に並ぶことが出来ます。
で、その方向の光を通さなかったり、場合によっては偏向方向を曲げちゃったりします。
偏向板、液晶、偏向板と液晶をはさむと、液晶分子が偏光面と同じ方向に並んでいるときには光を通しますが、90°傾いて並んでいるときには光を通さない→黒色になります。

100円ショップの液晶時計なのに、こんなスゴイ物理が隠されているんですね。
科学技術も安くなったもんだ(違)
以上、たまには真面目な文章を書いてみました。


文責 Y

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