電磁誘導

2007年07月24日

さて、これは何でしょう?
magnetic1

(クリックで拡大します。)








正解は、磁力線の向きに沿って並んだ針金入りビニールタイです。
ビニールタイの乗っている白い発泡スチロールの下には、写真のようなU字型の強力磁石(アルニコ磁石)があります。

magnetic3








ビニールタイの針金が、この強力な磁場を受けて、写真のように並んだのでした。
きれいでしょ?

いえいえ、ただ模様を作って遊んでいるわけじゃないんです。
今、物理学実験室では、来年度より始まる『サイエンス実験』の予備実験をしています。
これはその中の電磁気学の実験で私用する(かも知れない)んです。
電磁気学の実験では、モーターを作ったり電圧計の原理を学んだり、はたまた渦電流を考えてみたりします。
そこで、今出来ている磁場の形をなんとか可視化出来ないかと考えた結果、写真のようなものを作ってみたわけです。(発案者:M先生)
砂鉄だと掃除が大変だし、磁力線の形がここまではっきりとは出ないですよね。
なかなか良いアイディアだと思いませんか?
因みにビニールタイの長さは0.8cmが良いそうです。
が、そう言いながらM先生はかなり適当に切っていましたが……

magnetic2



普段はこんな感じで実験してます。
詳細はまた次回。


文責Hi


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コメント一覧

1. Posted by M   2007年07月25日 17:30
ビニルタイのアイデアはどこかからみつけたものです(忘れてしまいました).その参考資料にタイの長さが8mmがベストとありましたが,結構いい加減でも大丈夫でしたね.

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