2009年05月
物理コースのホームページができました!
2009年05月28日
東京電機大学理工学部物理学コースのホームページが出来ました。
http://phys.ru.dendai.ac.jp/
こちらからは、過去の試験問題が閲覧できたり、一般物理学実験の手引き書(詳細な実験の手順を示したもの)が見れたりします。
ぜひぜひ予習に役立てて下さいね。
閲覧にはIDとパスワードが必要なので、物理学コースの教員に聞くなり、物理実験室で尋ねるなりしてください。
ついでに、もう一つお知らせです。
このたび
「鳩山サイエンスフォーラム」
なるものを開催することとなりました。
この会、通称「頭を筋肉痛にする会」略して「頭筋会」と言います。
え?何それって??
つまり、普段あまり考えたり触れたりしない分野の学問の話を聞いて、頭の中を体操しちゃおう!という会なんです。
「わかんな〜い!」と大きな声で言っても平気な会ですので、どうぞお気軽に参加してください。
学内外、学生、教職員など、問いません。
この会の詳細もホームページに載せていますので、ぜひ見てみてくださいね。
http://phys.ru.dendai.ac.jp/phys/seminar/seminar.html記念すべき第一回の講演者は、このブログにもちょくちょく登場する破壊王 K先生です。
頭筋会でも機会を分解しちゃうことの楽しさをお話しくださる…なんてわけではなく、今回は熱力学のお話をして下さいます。
K先生はとってもお話し好きな先生ですので、気分が乗っちゃうとどこまでの話し続けるかもしれません。
乞うご期待!
文責 Y
http://phys.ru.dendai.ac.jp/
こちらからは、過去の試験問題が閲覧できたり、一般物理学実験の手引き書(詳細な実験の手順を示したもの)が見れたりします。
ぜひぜひ予習に役立てて下さいね。
閲覧にはIDとパスワードが必要なので、物理学コースの教員に聞くなり、物理実験室で尋ねるなりしてください。
ついでに、もう一つお知らせです。
このたび
「鳩山サイエンスフォーラム」
なるものを開催することとなりました。
この会、通称「頭を筋肉痛にする会」略して「頭筋会」と言います。
え?何それって??
つまり、普段あまり考えたり触れたりしない分野の学問の話を聞いて、頭の中を体操しちゃおう!という会なんです。
「わかんな〜い!」と大きな声で言っても平気な会ですので、どうぞお気軽に参加してください。
学内外、学生、教職員など、問いません。
この会の詳細もホームページに載せていますので、ぜひ見てみてくださいね。
http://phys.ru.dendai.ac.jp/phys/seminar/seminar.html記念すべき第一回の講演者は、このブログにもちょくちょく登場する破壊王 K先生です。
頭筋会でも機会を分解しちゃうことの楽しさをお話しくださる…なんてわけではなく、今回は熱力学のお話をして下さいます。
K先生はとってもお話し好きな先生ですので、気分が乗っちゃうとどこまでの話し続けるかもしれません。
乞うご期待!
文責 Y
K画伯
2009年05月13日
物理コースのK先生は、絵がとてもお上手です。
ちょっとした空き時間に、さらさらと素敵な絵を書いて下さいます。
実験室にある植物の絵だったり、スタッフの誰かだったり。
そんなK画伯、先日こんな作品を実験室に残していました。
ことの発端は、今週月曜の一般物理実験で起きた事件。
一般物理学実験では、棒の音速を測定するためのクントの実験があります。
この実験では、1メートルほどの長さの棒(銅製)を布でこすって音を出し、この音をガラス管内で共鳴させて共鳴波数を測定します。
この棒、直径1cmくらいの太さのものなのですが、ななんと、これを真っ二つに破壊してしまった学生がいるらしいのです。
証拠の写真がこちら
えええ??
銅の棒ですよ?かなり硬いですよ?
どんな怪力の持ち主なんでしょう。。。
どうやら彼は、布でこすって音を出す→棒の長さ方向の振動 ではなく、棒を固定してあった支点を中心に波打つように振動させたらしいのです。
まるでギターの弦を弾くように。
で、長年の金属疲労と相まって、棒はぽっきりと真中から折れてしまったようです。
K画伯の絵にも、棒は長さ方向に振動している様子が描かれていますよね。
これがクント実験の、正しい振動のさせ方です。
この絵、テキストの挿絵に使いたいくらいです。
文責 Y
ちょっとした空き時間に、さらさらと素敵な絵を書いて下さいます。
実験室にある植物の絵だったり、スタッフの誰かだったり。
そんなK画伯、先日こんな作品を実験室に残していました。
ことの発端は、今週月曜の一般物理実験で起きた事件。
一般物理学実験では、棒の音速を測定するためのクントの実験があります。
この実験では、1メートルほどの長さの棒(銅製)を布でこすって音を出し、この音をガラス管内で共鳴させて共鳴波数を測定します。
この棒、直径1cmくらいの太さのものなのですが、ななんと、これを真っ二つに破壊してしまった学生がいるらしいのです。
証拠の写真がこちら
えええ??
銅の棒ですよ?かなり硬いですよ?
どんな怪力の持ち主なんでしょう。。。
どうやら彼は、布でこすって音を出す→棒の長さ方向の振動 ではなく、棒を固定してあった支点を中心に波打つように振動させたらしいのです。
まるでギターの弦を弾くように。
で、長年の金属疲労と相まって、棒はぽっきりと真中から折れてしまったようです。
K画伯の絵にも、棒は長さ方向に振動している様子が描かれていますよね。
これがクント実験の、正しい振動のさせ方です。
この絵、テキストの挿絵に使いたいくらいです。
文責 Y
突撃!隣の研究室
2009年05月12日
理工学部物理学コースでは、この4月から新たにO先生をお迎えいたしました。
O先生はとっても面白い方で、物理を感じられる不思議現象やおもちゃが大好き!
物理実験室にはぴったりの先生です。
今日はそんなO先生のお部屋に突撃してみました!
まず目に飛び込んでくるのが、本棚にぎっしりと入った物理のおもちゃ。
物理実験室並みです。
ケースの中にもいろいろいろいろと。。。
磁石は渦電流で遊ぶもののようです。
実験室のブログでも以前に紹介しましたね。→こちら
一円玉とおはじきは、何に使うんですか???
これは手で回す式の発電機。電流と磁場の関係を体感できます。
こちらは撥水性の表面を利用した、水滴で遊ぶゲーム。
私Yも、東急ハンズでみたことがあります。
が、せっかく買ったのに「片付けるのが大変そうだから」と、まだ未開封です。
こちらは大きさ(半径)のそれほど変わらない、中身が空の缶(軽い)と円柱状のアルミ(重い)です。
どうやって遊ぶかというと…
こうやって斜めにした板の上にのせて、せーので手を放します。
どちらが早く転がり落ちると思いますか?
高校力学の授業で出てくるような、ただ滑り落ちるだけの運動(転がりを考えない運動)なら、摩擦力が小さい方が早く落ちますよね。この場合だと、軽い缶の方が先に落ちるはずです。
では、正解を動画で見てみましょう。
→こちら←
アルミの方が明らかに早く落ちます。
何故だか分かりますか?
慣性モーメントが大きく効いてそうですね。
この問題を解いた時の、O先生のノートを見せていただきました。
おお!まるでドラマ「ガリレオ」みたいです。
こんなO先生の専門は、こうやって遊ぶことではなく「社会物理学」や「非平衡系の統計力学」です。
詳しくはO先生の ホームページ をご覧ください。
こちらのバーチャルラボラトリーも必見ですよ。
O先生のお部屋は6号館3階にあります。
部屋の扉はいつでも解放してあり、「いつでもウェルカム」だそうです。
こーんなおもちゃで遊んでみたい人、行ってみてくださいね。
文責 Y
O先生はとっても面白い方で、物理を感じられる不思議現象やおもちゃが大好き!
物理実験室にはぴったりの先生です。
今日はそんなO先生のお部屋に突撃してみました!
まず目に飛び込んでくるのが、本棚にぎっしりと入った物理のおもちゃ。
物理実験室並みです。
ケースの中にもいろいろいろいろと。。。
磁石は渦電流で遊ぶもののようです。
実験室のブログでも以前に紹介しましたね。→こちら
一円玉とおはじきは、何に使うんですか???
これは手で回す式の発電機。電流と磁場の関係を体感できます。
こちらは撥水性の表面を利用した、水滴で遊ぶゲーム。
私Yも、東急ハンズでみたことがあります。
が、せっかく買ったのに「片付けるのが大変そうだから」と、まだ未開封です。
こちらは大きさ(半径)のそれほど変わらない、中身が空の缶(軽い)と円柱状のアルミ(重い)です。
どうやって遊ぶかというと…
こうやって斜めにした板の上にのせて、せーので手を放します。
どちらが早く転がり落ちると思いますか?
高校力学の授業で出てくるような、ただ滑り落ちるだけの運動(転がりを考えない運動)なら、摩擦力が小さい方が早く落ちますよね。この場合だと、軽い缶の方が先に落ちるはずです。
では、正解を動画で見てみましょう。
→こちら←
アルミの方が明らかに早く落ちます。
何故だか分かりますか?
慣性モーメントが大きく効いてそうですね。
この問題を解いた時の、O先生のノートを見せていただきました。
おお!まるでドラマ「ガリレオ」みたいです。
こんなO先生の専門は、こうやって遊ぶことではなく「社会物理学」や「非平衡系の統計力学」です。
詳しくはO先生の ホームページ をご覧ください。
こちらのバーチャルラボラトリーも必見ですよ。
O先生のお部屋は6号館3階にあります。
部屋の扉はいつでも解放してあり、「いつでもウェルカム」だそうです。
こーんなおもちゃで遊んでみたい人、行ってみてくださいね。
文責 Y